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胸になんか刺さった

クリエイティブディレクター西島知宏が、思考、企画、表現、言葉などについて書きます

コピーライターが教えるキャッチコピー講座(12)「商品に翻訳こんにゃくを食べさせる」(13)「会社に翻訳コンニャクを食べさせる」

広告(コピー)企画論

コピーライターが教えるキャッチコピー講座(12)「商品に翻訳こんにゃくを食べさせる」です。これは商品を擬人化して、ライバル商品や、消費者、自分を生んでくれた企業に何かを言う、という視点です。

 

ただ何かを言わせるだけじゃなく、例えばモデルチェンジする前の商品や、22世紀に対して、社長に対してなど色んな相手や、シチュエーション、時間軸を使うとコピーがたくさん書けるのではないでしょうか。例えば社会全体に言っている御倉さんが書かれた「広辞苑」


「私が、21世紀の日本語です。」

とかフジテレビ

「私を笑え。」
 
ですね。あと長谷川哲Gさんのコメントであった以下のものもそうです。
商品がしゃべりだすという予想だと、

  マヨネーズよ。マネすんなよ。
  (ハインツ日本/2006/野原ひとし)

逆さで立てられるデザインになっているケチャップの広告のヤツですね。

  ラジオは、助手席でイビキをかいたりしない。
  (朝日放送/2004/山中貴裕)

あと、以下コメント頂いたコピーは、(13)「会社に翻訳コンニャクを食べさせる」に近いかと思います。これは商品発ではないのだけど、企業が商品説明や必要となる状況をとてもチャーミングに(嫌みなく)友達に語りかける様に語るというものです。

以下長谷川哲Gさんのコメントから
あと、ちょっとちがうけど、擬人法という意味では少し似ているのが、

  消しゴムの人生は、後半がボロボロでした。
  (トンボ鉛筆/2005/岩崎俊一 岡本欣也)

とか

  おしりだって、洗ってほしい。
  (東陶機器/1983/仲畑貴志)

この「だって」は、手と同じようにおしり「だって」という意味だと思うのですが、おしりくん「だって」きっと洗ってもらいたいんだよという意味に僕は最初受け取りました。「おしりだって、洗って欲しい。」は、私は企業の担当者が語っている語り口に思えたので、このカテゴリーに入れました。あと、サガミオリジナルの

「類似品にご注意ください」と言えないところが自慢です。

もそうですよね。コピーって1つの視点をさらに、誰発で語るか、とか、いつどこで語るか、というように細分化して行くと驚く程量が書けますよね。
みなさんコピーが大好きで、分析もうまいですね。この調子でみんなで良いコピーを世の中に生み出していきましょう!
 
 
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