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胸になんか刺さった

クリエイティブディレクター西島知宏が、思考、企画、表現、言葉などについて書きます

コピーライターが教えるキャッチコピー講座(17)「無理矢理名詞にする」

広告(コピー)企画論

完全に寝かせていて、さらにGW中に書くと言っていたのに書けませんでした。すいません。コピーライターが教えるキャッチコピー講座(17)「無理矢理名詞にする」です。

 

これは「コピーを無理矢理名詞にしてみる」というものです。個人的意見ですが大きなキャンペーンや、複数のメディアで共通のコピーを使用する時、やはり短くて、覚えてもらえて転がっていく方が有利ですよね。


そんな時にコピーを無理矢理ネーミングのように見せてしまうというやり方です。例えば超有名な所からいくと一倉宏さんの
 
「高速中国ANA」
 
たぶん普通に考えたら、「中国は速い。」とかになるんでしょうけど、超一流のコピーライターの手にかかればそれが「高速中国ANA。」になります。「LIVE/中国/ANA」もそうですよね。
 
例えばちっちゃい話でいくと「西島君をかっこ良く見せよう」みたいなキャンペーンがあるとして
 
西島は美形だ。

と書くより(まったく美形ではないけどモノの例えとして)

美形男子西島。

と書いた方が何となくキャッチーに見える気がしませんか(僕はします)。
 
例えば

山田君の屁は臭くありません。

と書くより

無臭屁山田!

の方が「あっ」と目に留まる気がしませんか。「そんな大々的に山田の屁は臭くないんだ!」みたいな。ちょっと違うか。とにかくコピーのバラエティのひとつとしてコピーを名詞だけで表現したものを無理矢理書いてみると新たな発見があるかもしれません。
 
名詞だけでキャッチーなコピーはその他に

野生都市(ホンダsteed)

4×4自由主義(ダンロップグランテック)

くちびる記念日(キスミーシャインエッセンス)

体感品質(麒麟端麗<生>)

自由旅宣言(JTB)

みたいなのがありますよね~。
 
次回の、コピーライターが教えるキャッチコピー講座は(18)「例える」です。
 
↓↓↓その他の「コピーライターが教えるキャッチコピー講座」はこちらから↓↓↓
【2本立て】(2)「商品の価値を極限まで拡げる」(3)「商品がない不具合を極限まで悪化させる」
(4)「自分の過去と未来に商品を置く」
(5)「他人になってみる」
(6)「ライフスタイルの提案」
(7)「普遍の事実を述べる」
(8)「新しい価値の定義」
(9)「その道のプロを意識する」
(10)「コピーもビジュアルだ」
(11)「ニュースをくっつける」
【2本立て】(12)「商品に翻訳こんにゃくを食べさせる」(13)「会社に翻訳コンニャクを食べさせる」
【2本立て】(14)「負の要素で定義し直す」(15)「正の要素で定義し直す」
(16)「名詞と動詞をお見合いさせる」
(18)「例える」
 

著書『思考のスイッチ ~人生を切り替える11の公式~』もよろしくお願いします

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