胸になんか刺さった

胸になんか刺さったことを書きます

【質問】コピーの切り口の見つけ方にコツがあるのでしょうか(匿名)

みなさんおはようございます。はてなブログに移転して早1週間経ちまして、はてなのプラットフォームの素晴らしさに感動するとともに更新する意欲がふつふつと湧いてきて、今まで家に帰ったらお酒を飲んでいたのを、禁酒してブログを書くので体にも良い、はてなさん本当に有難うの気持ちでいっぱいです、の西島です。

 

色々とブログの企画も立てているので今後展開していきたいと思っています。もちろん街クリの記事も書いていきますよ。

 

ということでこちらも新企画としてask.fmで発想法や企画、コピーの書き方に関する質問を募集した所早速いくつか頂きましたので、お答えしたいと思います。質問は以下から随時受け付けております。ask.fmはアカウントを作らなくても匿名で質問できますのでお気軽にどうぞ。

 

頂いた質問はこちら

コピーを一定数以上書いて、ふと俯瞰してみると切り口の数がかなり少ないことに気付きます。 切り口の見つけ方にコツはあるのでしょうか。

こちらの質問ですが、結論から申しますとあります。宣伝会議賞の審査をしていても感じることなんですが、企画初心者の方が陥りやすい罠として「切り口違いになっていない」というのがあります。つまり、「てにをは」違いや助動詞(ですます調か断定調か)違い、動詞(行動)違い、名詞(主体)違いなだけで本質的には同じコピーというのを切り口違いとして考えてしまっているというものです。

 

プロは(少なくとも私は)上記のようなディティール違いのコピーは自分の中でベストな1個に絞って1つしか出しません。理由は2つあります。

 

  1. 複数あると切り口の価値が下がって見える
  2. ディティールは決まった後で変えることができる

 

「ディティール違いってなんだよ!わかんねーよ、ボケ!」という方のためにご説明しますと、分かりやすいものとしては以下のようなものがあります。私が先日アイウェアブランドJINSのブランドキャンペーン用に書いたコピーを参考にしてみたいと思います。

 

見つめているすべてが、人生だ。

 

(ディティール違い例)

  • 見つめているすべてが、人生です。
  • 見ているすべてが、人生です。
  • 目の前に広がるすべてが、人生です。
  • 人生は、見つめているものすべてだ。

どうでしょうか。「やっべ!」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうなんです。プロが見ると上記の5つはすべて同じコピーとなってしまうのです。そしてこれをすべて出してしまうと切り口の価値が下がってしまうのです。

 

「ではどうすればいいのでしょうか」ということなんですが。答えは簡単で、自分なりの切り口公式を10個ほど用意すればいいのです。明らかに切り口の違うものに対して2、3個づつ書くだけで30個くらいコピーができてしまう魔法のやり方になります。まだ4つしか書けていませんが(これから書いていきます)、私なりの切り口は、私が編集長を務める「街角のクリエイティブ」「バカでも書ける広告コピー講座」でまとめていますのでそちら参考にしてみて下さい。

 

  1. ライバルを蹴落とす
  2. 商品がある幸せを極限まで広げる
  3. 商品がない不幸を極限まで悪化させる
  4. 色々な人になりきって商品を使ってみる

 

慣れてくれば脳内で勝手に切り口を分けながら書いていくことが可能になります。私の場合は3年くらいでできるようになりました。コピーに限らず企画全般においてこのやり方は有効だと思いますので自分なりの切り口を開発し、PCに貼っておくなどしてどんどん発想して下さい。

 

著書『思考のスイッチ ~人生を切り替える11の公式~』もよろしくお願いします

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