胸になんか刺さった

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【独立・起業を考える人に】上手な会社の辞め方は、上位1%の優秀な人間になること

(4月5日の「勘違いして4年で電通を辞めたらエラい目にあった、俺死ね!」にあった「いまいる会社で上位1%の優秀な人間になってから辞めた方がいいぜ」をもう少し詳しく書いて欲しいというご意見を頂戴したのでこの記事を書いています)

 

今年の4月で、社会人14年目に突入。骨董通りの、狭すぎる28㎡アパートの1室から始まった会社は10年目に突入。

13年もやっていると、仕事に対する「価値観」や仕事する人に対して「絶対譲れない条件」のようなものが出てきたりする。それは、人がやりたくない仕事はやりたくないとか、口臭のある人とは仕事したくないとか、そういうことではなくて(それもちょっとあるけど)、社長が言っているからスタッフのそれまでの努力が無力化されてしまう仕事とか、仕事を「こなそう」としたり「間接費だけを優先」してしまう人に対する嫌悪のようなものだ。

 

何の後ろ盾もない自分のような会社は特に、その辺の所を見失ってしまうと、ヤバいことになる。4月5日のエントリー

今いる会社で上位1%の優秀な人間になってから辞めた方がいいぜ

と書いた。これは本当にそうなんだ。

僕がいた会社だと、おそらくクリエイターが1,000人くらいいるんだろうか。おそらく彼らは小学校、中学校のクラスで最もクリエイティブな人間だったと思う。人気者だったとか、目立っていたとか、そういうことではなく、クラス1の詩人だっただろうし、クラス1の画伯だっただろうし、クラス1の根暗人間だったはずだ。

 

社会人になっても、そう。

希望する、しないは別として、150人ほどの同期の中で「クリエイティブ向き」と判断された10%から20%ほどの人間がクリエイティブに配属される。おそらく、北は北千住から、南は南千住くらいまでで最も広告クリエイティブ向きだった人間が、ようやくクリエイティブ職の1,000分の1となれる。(クリエイティブの人間が選ばれた人間と言っているのではなく、あくまでライターやデザイナーなどクリエイティブ職の人間の独立がいかに厳しいかの前情報として)

 

何が言いたいかというと、その、いわば足立区ギニュー特戦隊の集まりであるところの1,000人のうち、99%にあたる990人が独立しても、自分がやりたくない仕事のオンパレードだったり、「仕事選んじゃいますから!」という言葉を吐いた口に、カラッカラに乾燥したカステラを詰め込まれて黙らされてしまうということだ。

 

1,000人いる会社だったら1%。つまり、誰に聞いてもその会社のクリエイティブのトップランナーだと言われるような存在になってから辞めないと、苦労するぞという指標の提示。そうしないと私のような目に合う。おしっこを漏らしてしまう。

 

自分がいた会社の、自分がやっているクリエイティブ職を例に出したが、10人の会社であっても、営業でも、そうだと思う。独立というのは、とても理不尽で辛いものなのだ。あの、イーサン・ハントもこう言っていたではないか。

 

You're sorry, I'm sorry.(世の中ままならないものさ)

 

未来のどこかの時点において、晴れてその1%の人間になって、お金が入金されるまでの5ヶ月間生活を持ちこたえられる人間になって、社員を8人雇っても爆死しない人間になった人がいたとしたら、私は、こう言うだろう。

 

「おごってください」。

 

(この記事は、わたくし西島による偏った知見とわたくし西島の記憶によるざっくりとした数的データにより成り立っています)

 

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